2009年 10月 04日 ( 1 )

 

コラムVol.2 -福島県の野球場事情①-

今回のコラムは県内No.1の球場である「あづま球場」について考えてみたいと思います。
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2005年、仙台市を本拠地とする東北楽天ゴールデンイーグルスが誕生し、宮城球場(現クリネックススタジアム宮城)が大規模な改修を行うまで間違いなく東北最大の規模を誇る野球場でした。
現在もプロ野球から高校野球まで幅広く利用されており、規模的には文句なく県内随一の野球場です。
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ただし、これからの本格的なエコ時代には相応しくなく 「時代遅れ」 の球場と言わざるを得ません。遠方の上に交通の便が非常に悪く、福島市内からの移動手段は事実上車以外の選択肢はない状況です。あづま球場でイベントがある毎にCO2を撒き散らしながら車の大移動が伴います。

それだけならまだしも、運転免許のない小中学生が高校野球を観たいと思っても、自転車での移動は厳しく、バスで行くにしても片道大人560円/小人280円は痛い出費のはずです。果たしてそこまでして子供たちは観にいくでしょうか?
自動車を所有し、経済的に余裕のある私達大人でさえも「あづま球場」まで行くとなると少し億劫に感じてしまいます。福島県の野球レベルが向上しないのは、この辺りの「高校野球が身近に感じられない」野球場事情にも一因あるのではないでしょうか。

交通も不便なら現地は更に不便です。周囲にはコンビニはおろか食事処や売店は皆無。
1試合以上観戦しようと思ったら食事対策は必須です。
さらに、山の麓にあるが故に天候にも恵まれない事も多く、市内は晴れているがあづま球場は雨天・・・などという経験は一度や二度ではありません。

環境に悪く、経済効果を一切生み出さない「あづま球場」・・・
残念ながら、ここまで条件が悪い場所に「あづま総合運動公園」を整備した福島県に先見の明がなかったという事でしょう。正直なところ自分には全く理解できませんし、宝の持ち腐れが残念でなりません。
(あづま球場の完成は1986年。当時はバブル期の完全な車社会であり、駐車場確保が第一条件であった事は容易に想像できますが)

近年、「球場」は「ボールパーク」と呼ばれ、老若男女が楽しめる憩いの場としての役割を担ってきています。残念ながら福島県には球場は数多くあれど、ボールパークは皆無です。

次回のコラムでは私達管理人が勝手に考えている「福島ボールパーク構想」をご紹介したいと思います。

TOWA
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  by fukusho9 | 2009-10-04 21:10 | コラム | Comments(0)

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